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PFC Balance ガイド
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栄養成分表示の読み方入門

公開日:2026年10月26日

栄養成分表示とは

包装された加工食品の多くには、「栄養成分表示」の枠があります。食べたものを記録したり、PFC バランスを計算したりするときに、手がかりになる情報です。この記事では、消費者庁の資料にもとづいて、表示の読み方の基本を説明します。

計算のしかたそのものは、PFCバランスの計算のしかた(例つき)で説明しています。

表示される項目

消費者庁の説明では、容器包装に入れられた一般用加工食品などには、次の項目を、この順で表示することになっています。

  1. 熱量(エネルギー)
  2. たんぱく質
  3. 脂質
  4. 炭水化物
  5. 食塩相当量(ナトリウムの量を、食塩に換算した値)

このほかに、飽和脂肪酸や食物繊維などが書かれていることもあります。これらは、表示が推奨されている項目です。

「何あたり」の値かを確かめる

表示の値は、「100g あたり」「1 袋あたり」「1 食分(○g)あたり」など、商品によって基準になる量が違います。いちばん最初に、どの量あたりの値なのかを確かめます。

たとえば「100g あたり」の表示で、実際に食べたのが 1 袋 60g なら、表示の値に 0.6 を掛けた値が、食べた分の目安になります。

1 個の重さに多少のばらつきがある食品では、「1 個(○g)あたり」と書いたうえで、枠の外に「1 個の重量にばらつきがあります」といった補足が書かれていることもあります。

表示の値には幅がある

表示の値は、実際に分析した値とまったく同じとは限りません。

許容される差

消費者庁の「食品表示法に基づく栄養成分表示のためのガイドライン 第6版」(令和8年10月)によると、熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウムなどでは、実際の値が表示の値のプラスマイナス 20% の範囲に入っていればよいことになっています(食品表示基準 別表第9)。含まれる量がごく少ない食品については、別の決め方(g や kcal の幅)があります。

「推定値」「この表示値は、目安です。」

分析ではなく、計算などで求めた値を表示するときは、枠の近くに「推定値」や「この表示値は、目安です。」などと書くことになっています。こうした文言がある場合は、値が目安であることを前提に使います。

どちらの場合も、表示の値は記録の手がかりとして十分に役立ちます。ただ、きっちりした値ではないことを知っておくと、数字のわずかな違いに振り回されずにすみます。

表示が省略される食品

すべての食品に表示があるわけではありません。同じガイドラインでは、次のような場合に表示を省略できるとされています(いずれも条件があります)。

  • 容器包装の表示できる面積が、とても小さいもの
  • 酒類
  • 栄養の供給源としての寄与が小さいもの(コーヒー豆、茶葉、スパイスなどが例として挙げられています)
  • 日替わりの弁当など、原材料がごく短い期間で変わるもの
  • 小規模の事業者が販売するもの

表示がない食品を記録するときの考え方は、外食・コンビニでの栄養成分表示の使い方で説明しています。

「高たんぱく」「低脂質」などの表示

商品の包装には、「たんぱく質たっぷり」「低脂質」「ノンシュガー」のような言葉が書かれていることがあります。こうした表示は「栄養強調表示」と呼ばれ、使ってよい基準が決められています。

「低い」「含まない」の基準の例

ガイドラインに載っている食品表示基準 別表第13 では、食品 100g あたり(飲み物は 100ml あたり)で、次のような基準値が決められています。

項目 「低い」旨の表示 「含まない」旨の表示
熱量 40kcal 以下(飲み物は 20kcal 以下) 5kcal 未満(飲み物も同じ)
脂質 3g 以下(飲み物は 1.5g 以下) 0.5g 未満(飲み物も同じ)
糖類 5g 以下(飲み物は 2.5g 以下) 0.5g 未満(飲み物も同じ)
ナトリウム 120mg 以下(飲み物も同じ) 5mg 未満(飲み物も同じ)

「高い」の基準の例

同じく別表第12 では、たんぱく質が「高い」旨の表示の基準値として、食品 100g あたり 17.0g(飲み物は 100ml あたり 8.5g)が示されています。表には、100kcal あたりの基準値も並んでいます。

基準は細かく決められているため、ここで紹介したのは一部です。ほかの項目や細かい条件は、消費者庁の資料で最新の内容を確認してください。

強調表示は、その商品がほかと比べてどうかを知る手がかりにはなりますが、食事全体の PFC バランスを決めるものではありません。記録するときは、強調の言葉より、枠の中の数値を使うのが確実です。

アプリで使うとき

アプリ「PFC Balance」では、「+ 食品を登録」から、表示の値を手で入力して食品を登録できます。表示にない項目は空欄のままにすると「不明」として扱われ、0 として計算されることはありません。食品の選び方の観点は、高たんぱく・低脂質の食材の選び方と、自炊で使いやすい食材の例も参考にしてください。

この記事の内容は一般的な目安です。医療・診断・治療の代わりではありません。

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掲載している情報は一般的な目安です。医療・診断・治療の代わりではありません。体調に関わる判断は、医師などの専門家にご相談ください。

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